Google においてサービスの構造化データマークアップにはローカルビジネスを利用する

様ざまな価格のサービスを扱うビジネスにおいて、どの構造化データを使うべきか、という質問に対して、Google の John Mueller 氏はローカルビジネスの構造化データを利用した方が良い」と答えています。

元々の質問は次のようなものです。

自サイトはサービス(のサイト)であって、商品ではありません。価格は見積もりによって変わります。商品の構造化データを利用するとき我われのサービスにとって意味のない項目をどのように定めればよいのでしょうか。

English Google SEO office-hours from January 2023

これに対し、Mueller 氏は次のように返しています。

話に出たようなローカルビジネスにとっては、ローカルビジネスの構造化データをお勧めしたいです。これはサービスの価格帯を指定することもできます。

English Google SEO office-hours from January 2023

この点について、Search Engine Journal の記事で Roger Montti 氏は Schema.org 上の商品のページの記述は「提供される商品やサービス。たとえば、一足の靴、コンサートチケット、レンタカー、ヘアカット、オンライン上でストリーミング配信されているテレビ番組など」となっていて、商品だけでなくサービスも含んでいることを指摘しています。
そのため、技術的にはサービスのマークアップに商品の構造化データを利用することもできるが、Googleのそれは明らかに商品に焦点を合わせたかたちになっていることから、Googleにおいてサービスへの利用は推奨されるものではないと補足しています。

あまり商品のリッチリザルトをサービスで使うイメージがなかったのでメモしておきます。

Googleのそれぞれの構造化データに関するドキュメントはこちら。

検索エンジンからの集客を強化したいけれど、どこから手をつければよいか分からない。
これまで自分でSEOを行ってきたけれど、もう限界を感じている。

三嶋 正人

京都府京都市出身。SEOコンサルタント/SEOディレクター/マークアップエンジニア。 2018年12月からフリーランスとして、ウェブサイトの運営・集客のアドバイス・サポートやSEOに配慮したウェブサイト制作を行っている。

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