どのタイミングか分からないのですが(おそらくChrome32の更新と同時だと思いますが)、比較的最近Google Chromeの「デベロッパーツール」のUIが変更になりました。

それと同時に、探し回るはめになったのが、これまで確か「右下の歯車アイコン」->「Overrides」->「Enable」と移動し、「User Agent」にチェックを入れることで表示できていた、エミュレートできる「UserAgent」の一覧です。

どこにあるのかまったくわからなくて本当に困ったので(次回アップデートでもっと分かりやすい場所に移動することを願いつつ)、メモしておきます。

1. 「Ctrl+Shift+I」で「デベロッパーツール」を開始し、右上の「歯車」のアイコンをクリックします。

歯車のアイコンをクリック

2. 「Settings」が画面が開くので、「Overrides」をクリックして「Show ‘Emulation’ view in console drawer」にチェックを入れ、右上の「×」をクリックして閉じます。

「Show 'Emulation' view in console drawer」をチェック

3. 「歯車」の横にあるコンソール表示ボタン(「>三」←こんなやつです)をクリックし、ドロワーを開きます。

ドロワーを開きます

4. ドロワーのタブにある「Emulation」をクリックし、左側のメニューから「User Agent」をクリック。

Emulationタブをクリック

5. 最後に「Spoof Use Agent」をチェックします。

Spoof user agentにチェック

以上です。
これでUserAgentを偽装し放題ですね!

と、ここまで書いていて気付いたのですが、今回の更新で非常に細かく設定ができるようになっているんですね(今まで使っていなかっただけ?)。

デバイスを選択

「Device」から選ぶとUser Agentに加えスクリーンサイズなども一気に変更できてとても便利になっています。

Deviceでエミュレート

デベロッパーツールはどんどん多機能になっていて、制作側としてはとても助かりますね!