AndroidでChromeを使ってサイトを閲覧したときに、一部の文字が非常に大きく表示されることがあります。
※確認した限りでは、Androidの「標準ブラウザ」では大丈夫だったので、おそらくChromeに固有のバグなのだと思います。

最初なぜこんなことが起こるのか分からなかったのですが、
色々調べた結果、意外とあっさりと解決しましたので、メモしておきます。

私の手元にある環境でしか調べられていないのですが、発生するのは、meta要素の「viewport」が設定されていないか、content属性の「width」が「width=760」のような数字になっている場合のようです。

<meta name="viewport" content="width=760">

以下のキャプチャは、Google Chromeのエミュレータを使って、当ブログで再現したものですが、こんな風に非常に大きなフォントサイズになってしまいます。

フォントサイズが大きくなるバグ
▲「SEOモード」のサイズが本来の大きさです。

対処法ですが、該当する要素に「max-height: 999999px;」を指定することで、元のサイズに戻すことができました。
こちらで紹介されていました。

metaにinitial-scaleを指定しないとfont-sizeがでっかくなるバグがあるけどmax-height: 999999px;を追加すると直るよ。

実際にCSSを編集してみたのが以下です。

「max-height: 999999px」を指定して解消

記述はこんな感じです。

h1{ max-height: 999999px; }

ただ個人的にどうも「999999px」というのが好きになれなかったので、色々試してみたところ、「max-height: 100%;」でも同じようにフォントサイズを戻すことができました。

h1{ max-height: 100%; }

 

「max-height: 100%;」でも今のところ問題のようなものは見つかっていないので、「max-height: 999999px」が嫌だという方は、同じように使っても大丈夫だと思います。

ご参考になれば!