「SEO Roundtable」の記事「Google NoFollows Google+ Profile Links」によると、Google+のプロフィールページにある「リンク」セクションに「nofollow」が付与されました。「SEMリサーチ」の渡辺氏による「Google+プロフィールは全て nofollow がつくように変更された」とのツイートもありました。

確認したところ、記事の著者Barry Schwartz氏のプロフィールページの「リンク」セクションにある(そのGoogle+ページそのものへのリンクを除く)全てのリンクに「nofollow」が付いていました。下のキャプチャ内の赤い点線で囲まれたリンクが「nofollow」リンクです。

※赤い点線はChromeの拡張機能「NoFollow」によるものです。

Google+プロフィールのリンク・セクション

また、「SEO Roundtable」の記事は「リンク」セクション以外に「nofollow」が付いていないものとして「自己紹介」セクションを挙げていますが、そういうわけでもなさそうです。

確かにページを開いた段階ではnofollowは付いていないようです。
試しにブラウザでソースを確認&JavaScriptを無効にして開発ツールなどで確認しても、ページを開いた段階では「nofollow」は付与されていませんでした。

● 読み込み時

読み込み時はnofollowがない

しかし、その後、1カラムから2カラムなど、プロフィールページのカラム数が変化したときにJavaScriptで「nofollow」が追加されるようです。

● JSで「nofollow」追加?

後からJavaScritptで追加される?

JavaScriptによって、後から付けられる「nofollow」がどれだけ正確にクローラーに「nofollow」であることを伝えているのか、正直なところ分からないのですが、付けているからには意味はあると思いますし、このセクションのリンクも「nofollow」にしたいということだと思います。

※一緒に「target="_blank"」も付くみたいなので、ただ単にそういうプラグインか何かを使ってるだけかもしれませんが…

いずれにしても、今や「リンク」セクションのリンクも、「自己紹介」のリンクもSEOの効果はないと考えても良いのではないでしょうか。
そもそもGoogle+がどの程度SEOに効果的なのか議論のあるところだとは思いますが、さらに限定されたかたちになりましたね。

なお、私もGoogle+をSEO目的で利用すべきではない、といった意見には賛成だということを敢えて付け加えておきたいと思います。