GoogleのMatt Cutts氏が「お知らせ(ドイツ語)。ページランクを渡す有料リンクはガイドライン違反です」とリンクを添えてツイートしました。

リンク先はドイツ語版Google ウェブマスター向け公式ブログの最新記事になっており、タイトルは「不自然なリンクと再審査リクエスト(Unnaturliche Links und Antrage auf erneute Uberprufung)」。

(ドイツ語は読めないので英語で翻訳したところ)同記事では、最近のフランスのリンクネットワークに対して行われた制裁を例にあげ、同じようなリンクネットワークがGoogleのガイドラインに違反していることを改めて強調し、次の2つについて解説しています。

  • (サイトへのリンクとサイトからのリンクの両方で)どのような種類のリンクが有害だとみなされるか?
  • 自分のサイトに手動のスパム対策が行われた時どうすべきか?

先日、Cutts氏は下記の「今日我われは品質ガイドラインに違反しているフランスのリンクネットワーク(Buzzea)に対し対策を行いました」とツイートしており、そのあと続けて「今回はフランスで、ドイツも直ぐ」と予告ツイートを行っていました。

今回のツイートやドイツ語版公式ブログの記事もこの一連の流れの中に位置づけられるもので、特にドイツ語圏のリンクネットワーク等に対する警告だと考えられます。しばらく注目したいですね。

2014/2/5 追記

その後、元GoogleのPedro Dias氏がSEO RoundtableのBarry Schwartz氏とのやり取りの中で、根本にある問題に取り組む意図で広範かつ徹底的に対処されることなるはずだから、密かにリンクを売っている新聞社(ニュースサイト)を含むいくつかのリンクネットワークが標的になるだろう、と語っています。

2014/2/7 追記

ドイツのリンクネットワークについて、Googleがペナルティを科したことが、Matt Cutts氏のツイートで明らかになりました。

「今週、我々はドイツのエージェンシーが所有するリンク・ネットワークとそのクライアントに対し行動を起こしました。まだ続きます」というシンプルなツイートで、対象は明らかにされていないようです。

2014/3/15 追記

Matt Cutts氏がツイートで、新たに2つのリンクネットワークに制裁を科したことを告げ、その内のひとつが「efamous」であることを明らかにしました。先日、Cutts氏はポーランドのリンクネットワーク無効化の件でツイートした際に「ドイツはまだ終わっていない」とツイートしていました。